星見鶏

中部地方の星空を見たり撮ったりのブログです

新鏡筒(AsKar製 FMA180 PRO)の試写

手持ちの鏡筒は250㎜以上で、より広角の200㎜以下を探していたところ、新発売となったFMA180は非常にコンパクトで口径は僅か40㎜!ガイド鏡レベルで青ハロや周辺星像が心配であったが、EDレンズ2枚・フルサイズ対応とあったので購入した。早速試写で天気予報をチェックすると、GPVは雲が結構多くだめな感じであるが、Windyでは22時以降は雲量2%とあったので、Windyを信じて旭高原に出掛けた。21時頃到着、どん雲リ。引き返すわけにもいかず、準備を進めていたら雲が抜けWindyの予報通りとなりヤッター(^^)/ところがである、15分も経たないうちに雲が湧き出てきた。比較的雲が少ないはくちょう座辺りの網状星雲を撮影することにした。FSQ106と親子亀でFMAを取り付け、FMAにガイド鏡を取り付けるという3段方式となった。その後は晴れたり曇ったりでGPVの予報が正解で、Windyは惨敗!最近外れることも多く更新も遅れるなど、有料サイトなのに金返せ~(-_-;)。

1時間未満の露光、口径40㎜にしてはまずまずの写りかと思います。

撮影日時、場所:2023年07月25日 22:30~ 愛知県旭高原周辺

撮影機材:FMA180(F/4.5、180㎜)+ZWO533+L-Ultimate+EQ6+QHY5L

撮影条件:ゲイン360,-10°、10分×5枚、Pixinsight,Photshop,Graxperで画像処理

《参考:FSQ106》

撮影機材:FSQ106+レデュサー(F/3.6、385㎜)+6D+D-BP+EQ6+QHY5L

撮影条件:ISO3200、7分×8枚、Pixinsight,Photshop,Graxperで画像処理