星見鶏

中部地方の星空を見たり撮ったりのブログです

2023-11-01から1ヶ月間の記事一覧

IC405&IC410、IC417:ぎょしゃ座の散光星雲

ぎょしゃ座には多くの散光星雲があり、勾玉星雲・ドクロ星雲・スパイダー星雲、左側にはSh2-230などの大小の散光星雲や左下にはM38散開星団も写っており、浮上に賑やかで綺麗な領域です。チョット面倒でしたが、カメラをフルサイズに変更して全体…

Sh2-223/224:ぎょしゃ座の超新星残骸

ぎょしゃ座の五角形内にある超新星残骸のSh2-203(写真右下)とSh2-204(左上)を撮影した。非常に淡いのでナローバンドフィルターを使用して撮影したが、総露光時間不足とフィルターの影響で十分炙り出せなかった。次はフィルター変更で追加撮影…

IC359:おうし座~ペルセウス座の反射星雲と分子雲

おうし座とペルセウス座の境界付近にアル反射星雲がIC359(写真中央の青色の星雲)でおうし座分子雲の中にあります。周囲には分子雲や暗黒帯が広がり、とても面白い領域です。以前、星友が近辺を撮影しており画面一杯に広がる分子雲が綺麗に撮れていまし…

Sh2-155~157:ケフェウス座の散光星雲

ケフェウス座の比較的小さな散光星雲が集まった領域を撮影しました。撮影の最適期には天候が良くなく、遅まきながらの撮影となりました。非改造のカメラですが、赤い星雲も比較的良く発色してくれました。 撮影日時、場所:2023年11月15日 19:00~ 茶臼山面の…

NGC1360:ろ座の惑星状星雲

エリダヌス座~ろ座に位置しており、卵形をした青みがかった惑星状星雲で、別名コマドリの卵星雲とも呼ばれています。OⅢ輝線が優勢なので青緑色をしています。 今回初撮影なので時間をかけたかったが、零度近くまで下がり風も出てきたので早々に撤収した。…

NGC246:くじら座の惑星状星雲

今回初撮影のNGC246は頭蓋骨を連想させるとして、別名ドクロ星雲とも呼ばれています。どう見たらドクロになるのかよく分からないが、左側の星2つが目のように見える? 惑星状星雲としては大きめであるが、結構淡い。また、高度も低めで光害の影響も受…

Sh2-200:カシオペア座の惑星状星雲

10月10日に撮影したSh2-200は薄曇りでの撮影となったため、今回追加撮影を行った。今回は夜露が酷かったものの好天で風も穏やかな絶好の撮影日和となりました。写真下は先回撮影分と比較すると星雲中心の酸素輝度も周辺の水素輝度ともに良く写り…

M45:おうし座の散開星団(プレアデス星団)

ガイドが安定しないので星が多いM45を撮影しながら調整してみた。ガイド鏡の曇り・ピント・極軸合わせ・配線・ガイド星などの問題だと思うが、曇り・ピントと配線は合っているようでガイドは安定していた。今日は短焦点だったのでポールマスターは使わず…

Sh2-122:ペガサス座の分子雲

ペガサス座の輝星マルカブの近くにある反射分子雲で比較的明るいので撮影しました。撮影途中ガイドが大きくぶれるので調べてみたらピントが合っていないようだ。ピント調整をしながら続行したが中々改善せず中断した。撮影時間不足ではあるが、比較的良い画…

IC348~NGC1333:ペルセウス座の散光星雲

この対象はこれまで何度も撮影したが、非常に淡く中々気に入ったように撮れない。赤や青の淡いガスと分子雲が広がっており強い画像処理をやって何とか炙り出すことができる。総露光時間はまだまだ不足しているが、天候の回復が遅く追加撮影もできないのでと…

Sivan2:カシオペア座の散光星雲

カシオペア座とアンドロメダ座にまたがる広い星雲で、非常に淡く中央には青緑色に光るOⅢの領域があります。今回2度目の撮影で、先回は画角を間違え途中で星雲が切れて撮影してしまった。今回は大きめに撮影したので画角調整に苦労した。 非常に淡いため大…