星見鶏

中部地方の星空を見たり撮ったりのブログです

2023-12-01から1ヶ月間の記事一覧

Sh2-240:ぎょしゃ座の超新星残骸

レムナントやスパゲッティ星雲と呼ばれているSh2-240は、冬の淡い星雲の代表格ですね。途中で曇ってしまい十分な露出が出来なかったので、背景がかなり荒れてしまいました。微光星が多くてかなりうるさい感じもしますが、中々出にくいOⅢ領域の青緑色…

M78:オリオン座の反射星雲

M78は全天で最も明るい反射星雲で、オリオン座付近に広がるオリオン座分子雲の一部である。周辺には沢山の暗黒帯が走り、淡い散光星雲があります。 撮影日時、場所:2023年12月13日 21:30~ 愛知県旭高原元気村周辺 撮影機材:R200SS(F/4、800㎜)+ZWO533+LP…

NGC7497:ペガスス座の渦巻銀河

夜半前から雲予報ではあるが、体調も良いので久し振りに旭高原に出掛けた。このNGC7497は分子雲の中にあり、前々から撮影したい対象であったが撮りそびれていた。時期的には遅めので撮影する頃は既に南中を過ぎており、光害の影響を受けやすくなって…

M42:オリオン座周辺(自宅ベランダでの撮影)

はくちょう座周辺の撮影後、ダメもとでM45を撮って見た。やはりナローバンド撮影ではただの散開星団。淡い青色の星雲は僅かに見える程度。オリオン座が視野に入ってきたので定番の大星雲と馬頭星雲を撮ってみた。光害の影響が少なくなったので撮影時間を…

NGC7000&IC5070:はくちょう座の散光星雲

晴天が続く新月期にぎっくり腰になってしまい、遠征のチャンスを逃してしまった。かなり良くなってきたのでそろそろと思ったが、長時間運転には自信がなく、久し振りにベランダ撮影をやってみた。この時期撮影の中心は北~東に集中しているが、我が家からは…

NGC1555~Sh2-230:おうし座の分子雲

おうし座ヒデアス星団付近の分子雲でNGC1555(写真左:ハイドンの変光星雲)とSh2-239(写真中央下:反射星雲)で非常に淡く、試写では何も写らず構図合わせは中央右のアルデバランを目安にした。ヒデアス星団近くなので分子雲を炙り出すのと恒星のハロ対応…