星見鶏

中部地方の星空を見たり撮ったりのブログです

2021-06-01から1ヶ月間の記事一覧

Sh2-132:ケフェウス座の散光星雲

この星雲はライオン星雲とも呼ばれ、昨年撮影したときはしっぽがちょん切れて撮影してしまったので、今回は全体像を撮れるよう構図を決めた。しかし、撮影した元画像を見ても頭部は分かるがしっぽがどこにあるか分からない。感度を上げても分からないぐらい…

Sh2-105:はくちょう座の散光星雲

はくちょう座のサドル付近は、散光星雲、暗黒星雲や散開星団など複雑に絡み合い非常に華やかなところです。このSh2-105は三日月のように見えることから三日月星雲またはクレセント星雲とも呼ばれています。中央付近の星から吹き出した高速のガスと、…

M27:こぎつね座の惑星状星雲

薄明が始まるまで後一時間余りあるので、視直径が大きく明るく撮りやすい天体M27を撮影した。形が鉄アレイに似ていることから亜鈴状星雲とも呼ばれている。 撮影日時、場所:2021年6月9日 2:00~ 愛知県茶臼山周辺 撮影機材:ビクセンR200SS(F/4、800㎜)+60D+…

Sh2-101:はくちょう座の散光星雲

はくちょう座の首あたり天ノ川の真っ只中にある散光星雲でチューリップ星雲とも呼ばれています。周辺には淡い星雲が沢山ありそれらを含めて撮影した方が迫力があるな~と思いました。それにしてもどのように見たらチューリップと思える形になるのか分からな…

M81+M82:おおぐま座の渦巻銀河

ちょっと怪しい天気予報であったが、梅雨の晴れ間ではチャンスと思いいつもの、茶臼山に出かけた。予報に反して風・雲ともない絶好の撮影日和となった。先回うまくいかなかったガイドの焦点距離をアップして再度挑戦したが、それでも星が十分動かずガイド不…

M88:かみのけ座の渦巻銀河

おとめ座銀河団の一つで地球から約6000万光年の距離にあり、2000㎞/秒のスピードで天の川銀河から遠ざかっている銀河です。なかなか美しい銀河で暗黒帯が取り巻いているのが分かりますが、F8では詳細なところが写し切れていません。次回は明るい鏡筒とセン…

M16+M17:へび座・いて座の散光星雲

梅雨の晴れ間で久しぶりにいつもの茶臼山に出かけた。ただ、23時頃には月出となり3時間余りの撮影となる。当初予定では北極星の近くにあるSh2-174という惑星状星雲を撮影したかったが、ガイド星が十分動かないためキャリブレーション出来ずキャン…