星見鶏

中部地方の星空を見たり撮ったりのブログです

2023-07-01から1ヶ月間の記事一覧

新鏡筒(AsKar製 FMA180 PRO)の試写

手持ちの鏡筒は250㎜以上で、より広角の200㎜以下を探していたところ、新発売となったFMA180は非常にコンパクトで口径は僅か40㎜!ガイド鏡レベルで青ハロや周辺星像が心配であったが、EDレンズ2枚・フルサイズ対応とあったので購入した。…

NGC6302:さそり座の惑星状星雲

NGC6302はさそり座にある双極性の惑星状星雲で、南中高度が18°位の低空であるため、いつもの茶臼山では撮影環境(車のライト、木立など)が合わない。空は明るいが、元気村ではクリアーできる。時折薄雲がかかり空の状態は良くなかったが、何とか撮…

NGC7380(Sh2-142):ケフェウス座の散光星雲

ケフェウス座には沢山の小さな散光星雲が輝いています。その中でNGC7380は散開星団を伴い、面白い形状をしており中心部には暗黒帯が幾重にも重なり立体的に見えます。結構淡い星雲なのでこれまで全体を捉えきれなかったので、今回はナローバンドフィルターを…

IC1295:たて座の惑星状星雲

中部地方は青天が広がり2日間天気が続きそうだ。天文ファンや家族連れが集まり駐車場は満杯。入れ替わり立ち替わりの状態で賑わっていました。 たて座には散光星雲や散開星団など賑やかですが、惑星状星雲もありこのIC1295は綺麗な青緑色で淡い外周で…

Sh2-129:ケフェウス座の散光星雲

先月撮影したSh2-129のダイオウイカ星雲の追加撮影をしました。先回は3.5時間の撮影だったので同時間程度の追加撮影であればもう少しクリアーに炙り出せるかと思いましたが、結果は殆ど変わらずでした。やはり15時間コースかな~(-_-;)。 《空の…

NGC6992:はくちょう座の超新星残骸

網状星雲の東側部分をクローズアップして撮影しました。複雑に絡み合った青色のフィラメント構造ともやもやとした赤色の星雲が非常に綺麗です。 今日の天気は雲が湧き出るように次々に流れてきましたが、21半時近くからスッキリと晴れまずまずでした。 一…

Sh2-132(ライオン星雲):ケフェウス座の散光星雲

九州・中国地方に豪雨災害が出ている梅雨前線だが、今日は晴れ間が広がり夜間も短時間かもしれないが持ちそうなのでいつもの茶臼山に出掛けた。到着後徐々に雲が広がり無駄骨かもと思いつつ撮影準備を進めた。北極星が見え隠れしていたが、20時頃から雲が…