2024-01-01から1年間の記事一覧
IC348は散開星団で周辺には淡い星雲が広がっています。隣にはHⅡ領域のIC353があります。そして右側に淡く青く小さなNGC1333が写っています。この星域に広がっている青雲や分子雲は非常に淡く、画像処理が難しい領域でこれまで何度か撮影し…
おひつじ座にはこれと言った天体はありませんが、淡い分子雲が多く分布しているようです。中にはこの様に面白い形をした星雲もあり、探してみると色々あると思いますが、散光星雲や散開星団、銀河等と一緒に撮れれば尚良いのですが・・・ PS:写真上中央左を…
Sh2-278を拡大撮影してみたが右下に寄りすぎてしまった(-_-;)M42の西の方向にあるHα領域で淡い星間ガスの星雲で、周辺には青く淡い星間ガスも広がっています。 写真左下から右中央辺りに無数の筋がありますが、これは飛行機通過の光跡です。Pixin…
このNGC1788は周辺の星雲も含めると「逆F型」をしており、頭部に当たります。これまで周辺の散光星雲を含めた画角で撮影していましたが、今回は反射星雲とそれを取り囲む赤いリング状の星雲で電離発光したHⅡ領域を撮影しました。 撮影日時、場所:2…
滋賀県にある湖東三山の釈迦山「百済寺」(ひゃくさいじ)と石の寺「教林坊」へ紅葉狩りに行ってきました。 百済寺は1400年前に創建され山城の趣が漂う寺院で、樹齢400年の杉や椿の常緑樹と赤く染まったカエデの石垣参道や庭園が有名であるが、チョット遅か…
南天の回転花火と呼ばれるNGC300を初めて撮影した。撮影地での高度は約17度ぐらいで、NGC253の半分ぐらいの高度になり、非常に低く立ち木が邪魔をするレベル。落葉しているので何とかなるかと撮影を開始した。途中何度か立ち木でガイド星を見…
ふたご座・いっかくじゅう座・オリオン座には華やかでカラフルな星雲が多くありますが、今回はチョット地味目なモンキー星雲~団子三兄弟~潰れたバラ星雲と周辺の暗黒帯や分子雲を撮影しました。この辺りにも暗黒帯や分子雲が多くあったので驚きです。 撮影…
この星雲は反射星雲と散光星雲が混在した星雲で、ペルセウス座分子雲の中にあります。分子雲の画像処理について、星友のNさんに色々教えて頂き何とか処理できました。ただ、今回は星雲を中心にナローバンドフィルターで撮影したので、次回フィルターレスで…
今日は日曜日しかも天気は非常に良いので、紅葉名所の混雑を見越して2時間ほど余裕をみて出掛けた。2㎞過ぎから停滞が始まりやっぱりかと諦め待つしかない(^^;)1㎞手前から完全にストップ!通過するのに2時間弱、ホント疲れる(-_-;) 今日のメインは今年…
IC410にはNGC1893(散開星団)を含んだ星雲で、左上の2つのガスが流れがおたまじゃくしのように見えます。右にひねって見ると2つの眼窟と鼻のように見えるのでドクロ星雲とも呼ばれているようです。星団、おたまじゃくしとドクロと面白い領域…
天気予報が良かったので旭高原に出掛けた。到着すると係員からラリージャパンが開催されるので、22時前には通行止めになるとのこと。NGC253を撮る予定で来たが、撤収時間を考えると中途半端なので茶臼山に変更した。今日は駐車場の出入りも少なく、…
久し振りにSh2-240通称スパゲッティ星雲を撮って見た。最初、引き続きNB-1を使って試写してみたら殆ど写っておらず、急遽フィルター交換して撮影しました。 やはり、スパゲッティ星雲は非常に淡く中々の難物です。今日は雲には邪魔されなかったで…
ぎょしゃ座のこの辺りは大小の散光星雲や散開星団などが入り混じっており、大変賑やかな領域です。冬の散光星雲の定番で、勾玉星雲の特徴である青とオレンジの星々も綺麗です。 撮影日時、場所:2024年11月6日 21:00~ 愛知県茶臼山面の木 撮影機材:プロミナー50…
バラ星雲とクリスマスツリー星団などいっかくじゅう座の赤いHα領域や青色の反射星雲などが広がる領域を撮影しました。小さな星雲などは普通レンズと望遠レンズでの撮影で合算するとぼやけてしまい、暗黒星雲であるコーン星雲は何となく分かる程度になってし…
M45とその周辺に広がる淡い分子雲を撮影しました。撮影準備に手間取り予定の半分ぐらいしか撮影できず、画像は全体的に荒れてしまいました。淡い部分を強調して分子雲を炙り出しましたが、予想以上に分子雲が広がっており、おうし座分子雲の一部を形成し…
久し振りにIC342を撮ってみた。渦巻銀河は普通中心部が、オレンジ色か黄色ぽっく腕の部分は青っぽい色で赤ツブのある場合が多い。この銀河は赤茶けた色をしており、青い色が殆どなく珍しい銀河と思う。地球からは1,100万光年と比較的近いが、結構淡い。…
惑星状星雲の中で色合い・形状などが面白く一番好きな星雲です。夏場に中々撮れなかったので撮影しました。今日の茶臼山は透明感のあるスッキリした星空で、多少の夜露と気温5度と寒さが堪えました。これまで何度か撮影しましたが、今回が一番綺麗に撮れた…
貝殻のような形をしており、引き延ばされた渦状の腕をが特徴で、伴銀河のNGC770との潮汐作用で引っ張られて歪んだようです。特異銀河のカタログでは「Arp 78」と呼ばれています。地球からは1億3,000万光年も離れた距離にあり、天の川銀河の2倍以上大きい…
今年の秋空は天候不順でスッキリ晴れたことがない。予報が良くいつもの旭高原に出掛けても雲が湧いてきてしまう。今日は愛知県内は雲予報だったので、気分を変える意味でも南紀の方に出掛けた。雲は殆どなく予報通りだが、何だか眠たい星空でクリアーさに欠…
天候不順が続く中、今日は20頃から晴天・霧なし・風なしの予報なので旭高原に出掛けた。到着時には雲も少なく絶好の撮影日和、ウキウキで準備を進めた。撮影開始1時間後位にふと空を見上げると雲が押し寄せてきていた。予報を見直すとまだ晴天のままで、…
連チャン遠征はしないことにしていたが、昨夜は早めの切り上げ・天候良い・体調良いと都合の良い理由を付けて、遅くからではあるが旭高原に行った。 昨夜は50mm+冷却CMOSカメラでの撮影でピントが合わず失敗したこともあり、リベンジ撮影を行った。今日は70m…
久し振りに秋晴れの晴天となったので旭高原に出掛けた。日中はまだまだ暑く感じるが日没後は急に冷え込み、12°位になったようだ。月没は23時頃になるのでナローフィルターを使っての撮影となった。カメラ3台を使って撮影したが、カメラレンズ50mm+冷…
Sh2-132(ライオン星雲)のHⅡ領域は結構明るく写りますが、胴体部分のOⅢ領域は非常に淡いですね~この画角だとライオンに見えそうにありませんね。う~ん犬か熊にも見えるかもです。左上側はSh2-135,左下側はSh2-138/139です。 …
9月の新月期も相変わらず天候が良くない。8月と同じように遠征は一回止まりかと天気予報を調べていると、一カ所だけ一晩中晴れているではないか(^^)/三重県の紀北町だ。夏場は海面水温の上昇の影響を受け撮影条件は良くないが、撮影対象は北から東までなので…
へび座のSh2-68は撮影時期が遅くなってしまい、取り始めは既に南中を過ぎており2時間余りで木に隠れてしまった。比較的大きめの惑星状星雲で形成から4万年以上が経過しているようです。中心が酸素系原子で緑色に下側は水素原子で赤色をしている。人…
迷走を続け悪天候をもたらした台風10号通過の後、やっとの事で撮影日和になった。いつもの茶臼山に出掛け、撮影準備をしていたら何だかいやな予感。風は殆どないが、空気が重い。これは湿気が多く霧が出そうな感じで、既に既に薄らベト付いていました。ヒ…
毎年のことだが、夏の天気は変わりやすく天候不順な日が続いており、今年は8月1日のみの撮影となった。撮影時間が十分に取れず次回追加撮影しようと思っていたが、台風10号の迷走で9月の新月期も余り期待ができそうにない。暇だし画像処理も一ヶ月して…
わし座は天の川の中にありますが、大きな星雲や銀河もなくこれまで撮影はしたことがなかった。アルタイルの近くにLDN694,688という大きめの暗黒星雲(ギリシャ文字のξに似ている)があったので撮影してみました。やはり周辺に散光星雲などなかったので…
梅雨が明けてからも一向に晴天がなく、雲が多い日々が続いていますが、今日は撮影地の雲量が少なかったので茶臼山に出掛けました。 撮影準備をしていたら、今日は希望の撮影ですかと声を掛けられましたが、え!希望?何のことか分からなかったが、宇宙ステー…
今日は日曜日なので車の出入りも少ないかと思っていたら、家族連れが多く賑わっていました。先回撮影したNGC6992(網状星雲東側)の反対側NGC6960(網状星雲西側)を拡大撮影撮影しました。そろそろ機材整理をと思っていますが、FSQは手放せん…