星見鶏

中部地方の星空を見たり撮ったりのブログです

Sh2-132:ケフェウス座の散光星雲

この星雲はライオン星雲とも呼ばれ、昨年撮影したときはしっぽがちょん切れて撮影してしまったので、今回は全体像を撮れるよう構図を決めた。しかし、撮影した元画像を見ても頭部は分かるがしっぽがどこにあるか分からない。感度を上げても分からないぐらい淡いようだ。横構図にしたかったが結果的には縦構図になってしまった。何とか全体像が写っていたのでホットした。赤色で前足2本、後ろ足1本そしてしっぽを何とか炙り出せた。胴体部分はOⅢで青色に輝いているようだが淡くてなかなか出ません。再度、明るい鏡筒で再トライしたいです。

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撮影日時、場所:2021年6月9日  0:30~ 愛知県茶臼山周辺

撮影機材:プロミナー500(F/5.6、500㎜)+X7i+NB-1+EQ5+QHY5L

撮影条件:ISO3200、10分×16枚、ステライメージ9,photoshopで画像処理

 

Sh2-105:はくちょう座の散光星雲

はくちょう座のサドル付近は、散光星雲、暗黒星雲散開星団など複雑に絡み合い非常に華やかなところです。このSh2-105は三日月のように見えることから三日月星雲またはクレセント星雲とも呼ばれています。中央付近の星から吹き出した高速のガスと、輝いているようです40万年前の同星が赤色巨星だった頃に吹き出した低速のガスがぶつかって輝いているようです。

ご指摘の通りクレセントの周囲に僅かにOⅢがありますね。ほとんど強調せずに画像処理していました。

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OⅢ強調後(トリミングあり)

f:id:tosi0710:20210616220453j:plain撮影日時、場所:2021年6月8日  21:00~ 愛知県茶臼山周辺

撮影機材:プロミナー500(F/5.6、500㎜)+X7i+NB-1+EQ5+QHY5L

撮影条件:ISO3200、10分×15枚、ステライメージ9,photoshopで画像処理

 

 

M27:こぎつね座の惑星状星雲

薄明が始まるまで後一時間余りあるので、視直径が大きく明るく撮りやすい天体M27を撮影した。形が鉄アレイに似ていることから亜鈴状星雲とも呼ばれている。

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撮影日時、場所:2021年6月9日 2:00~ 愛知県茶臼山周辺

撮影機材:ビクセンR200SS(F/4、800㎜)+60D+Quad-BP+EQ6+QHY5Ⅲ

撮影条件:ISO3200、8分×10枚、ステライメージ9,photoshopで画像処理

 

Sh2-101:はくちょう座の散光星雲

はくちょう座の首あたり天ノ川の真っ只中にある散光星雲でチューリップ星雲とも呼ばれています。周辺には淡い星雲が沢山ありそれらを含めて撮影した方が迫力があるな~と思いました。それにしてもどのように見たらチューリップと思える形になるのか分からないです。

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撮影日時、場所:2021年6月8日 23:00~ 愛知県茶臼山周辺

撮影機材:ビクセンR200SS(F/4、800㎜)+60D+Quad-BP+EQ6+QHY5Ⅲ

撮影条件:ISO3200、8分×20枚、ステライメージ9,photoshopで画像処理

 

M81+M82:おおぐま座の渦巻銀河

ちょっと怪しい天気予報であったが、梅雨の晴れ間ではチャンスと思いいつもの、茶臼山に出かけた。予報に反して風・雲ともない絶好の撮影日和となった。先回うまくいかなかったガイドの焦点距離をアップして再度挑戦したが、それでも星が十分動かずガイド不可能。諦めて近くの銀河を撮影することにした。

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撮影日時、場所:2021年6月8日 20:30~ 愛知県茶臼山周辺

撮影機材:ビクセンR200SS(F/4、800㎜)+60D+Quad-BP+EQ6+QHY5Ⅲ

撮影条件:ISO3200、10分×12枚、ステライメージ9,photoshopで画像処理

 

M88:かみのけ座の渦巻銀河

おとめ座銀河団の一つで地球から約6000万光年の距離にあり、2000㎞/秒のスピードで天の川銀河から遠ざかっている銀河です。なかなか美しい銀河で暗黒帯が取り巻いているのが分かりますが、F8では詳細なところが写し切れていません。次回は明るい鏡筒とセンサーサイズの小さなカメラで撮影したいと思います。

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撮影日時、場所:2021年4月20日  20:30~ 愛知県茶臼山周辺

撮影機材:ビクセンR200SS×2倍(F/8、1600㎜)+60D+LPS-P2+EQ6+QHY5L

撮影条件:ISO3200、10分×12枚、ステライメージ9,photoshopで画像処理

 

M16+M17:へび座・いて座の散光星雲

梅雨の晴れ間で久しぶりにいつもの茶臼山に出かけた。ただ、23時頃には月出となり3時間余りの撮影となる。当初予定では北極星の近くにあるSh2-174という惑星状星雲を撮影したかったが、ガイド星が十分動かないためキャリブレーション出来ずキャンセルされてしまう。ガイド無しで撮影したが、長焦点で10分露光では星が楕円になってしまい諦めた。北極星近くでのPHDガイドの仕方があればご教授願いたい。

ということで、夏の散光星雲の定番M16とM17をセットで撮影した。

左のM16(イーグル星雲)はへび座に輝く散光星雲と散開星団が集まった天体です。     右のM17(オメガ星雲)はいて座に輝く散光星雲で中心部と淡く広がっている部分とでは輝度差が大きく、画像処理は難しい天体です。2台併設で撮影したので比較してみた。プロミナーの方はF値5.6で大きくフィルターもバンド幅が狭いためシャープだが暗く、CB60はF値4・フィルターもバンド幅が広いため周辺の星雲も捉えており明るい。画像処理の方法はほぼ同一とした。

「プロミナー500(F/5.6,500㎜)+6D+Astro Duoフィルター+EQ5+QHY5L、ISO3200,8分×14」

f:id:tosi0710:20210601210311j:plain「タカハシCB60(F/4,255㎜)+60D+NB-1ィルター+EQ5+QHY5L、ISO3200、6分×14枚」

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撮影日時,場所:2021年5月29 21:30~ 愛知県茶臼山周辺

撮影条件: ステライメージ9,photoshopCCで画像処理