星見鶏

中部地方の星空を見たり撮ったりのブログです

2022-10-01から1ヶ月間の記事一覧

Vdb141:ケフェウス座の星雲

撮影するタイミングはチョット遅すぎた感じ(南中を過ぎている)であるが、Vdb141幽霊星雲を撮影した。左上には翼を広げたコウモリにも見え、大変面白いです。がしかし超淡く、ノイズとフラット補正が難しい対象でした。 撮影日時、場所:2022年10月26…

Sivan2:カシオペア座の散光星雲

カシオペア座とアンドロメダ座の中間に位置し、非常に淡い大きな星雲で、外周部が赤色で中心部は緑色に見えるOⅢ領域がある星雲です。写真左下にNGC281(パックマン星雲)が見えたので位置はいいと思ったのですが、縦横の構図を間違ってしまった。当日…

NGC1333:ペルセウス座の散光星雲

何回か撮影しているが中々うまく撮れない天体です。反射星雲が主体ですが、星雲の中にある赤い小さな領域はハービックハロー天体と呼ばれています。非常に淡い天体ですが、青色が綺麗な天体です。周囲の分子雲も沢山あるのですが、炙り出そうとするとノイズ…

IDN1235+Vdb152:ケフェウス座の散光星雲

ケフェウス座には星雲や分子雲が多く広く分布していますが、非常に淡いガスのシャーク星雲と呼ばれる星雲(写真上)と青く輝いている反射星雲Vdb152(写真下)です。Vdb152からシャーク星雲に向けて分子雲の筋が伸びています。周辺には非常に淡…

IC410:ぎょしゃ座の散光星雲

ぎょしゃ座の有名なまが玉星雲の横に丸い星雲IC410があります。画像右下から中央に向かって2本のガスがありますが、おたまじゃくしに似た形で面白いです。何度かこの星雲を撮影していますが、従来は赤一色の星雲だと思っていましたが、今回画像処理を…

IC1805+IC1848:カシオペア座の散光星雲

久し振りの秋晴れで夜になってもまずまずの星空です。標高1000mでは気温6°ぐらいまで下がり結構寒くブルブルで冬装束が必要です。秋の定番星雲であるハート星雲と胎児星雲をセットで撮影した。チョット窮屈な構図になってしまった(-_-;)。 撮影日時、…

PK104ー29.1:ペガスス座の惑星状星雲

久し振りの晴天に恵まれ、いつもの茶臼山へ遠征した。この惑星状星雲はペガスス座の北部に位置し、余り知られていないが円形で綺麗な青色をした天体です。惑星状星雲としては割と大型の部類であるが、非常に淡いです。 pixinsightで再処理しました。チョット…

Sh2-112:はくちょう座の散光星雲

Sh2-115と一緒に撮ったときは暗黒帯もあって中々面白い星雲だな~と思って、拡大して撮ってみました。月明かりがきつかったので細部まで炙り出せませんでしたが何だか地味な星雲でした(-_-;)。他の星雲と一緒に撮るのがベストだと思います。 撮影日時…

Abell85~Sh2-170:カシオペア座の散光星雲

10月に入ってからも天候不順でなかなか撮影チャンスがない。今日は月出が20時と早いけれども、予報では多少の曇り予報だが近場の元気村に出掛けた。最近の天気予報は外れが多く、今日も中々雲がとれずに低空で雲が次から次へと湧き出てくる。それでも何…

Sh2-157+NGC7635:カシオペア座の散光星雲

星友の皆さんには画像処理でPixInsightを使っている方が多く、一度は使ってみようとYouTubeでお勧め視聴コースを見てみたが、余り馴染めずやめてしまった。 最近、「PixInsightの使い方」という書籍が出たので購入してみたところ、分かりやすく解説されてい…

Sh2-170:カシオペア座の散光星雲

好天の予報なので久し振りに茶臼山面の木に遠征した。月没後の21時頃から濃霧が発生し、回復を待っていたが僅かに良くなったかと思うと直ぐに一面真っ白。3時間近く同じような状況を繰り返したのであえなく撤退。撤退準備中に好天。まあこんなもんだと諦…