NGC6302はさそり座にある双極性の惑星状星雲で、南中高度が18°位の低空であるため、いつもの茶臼山では撮影環境(車のライト、木立など)が合わない。空は明るいが、元気村ではクリアーできる。時折薄雲がかかり空の状態は良くなかったが、何とか撮影できた。惑星状星雲は円形をしたものが多いですが、中心から双方向へと吹き出しています。その形からバタフライ星雲とも呼ばれ、中心部が非常に明るく周辺は非常に暗くて露光時間を延ばすと白飛びしてしまう厄介な星雲ですが、多段階露光で何とか撮影できました。
撮影日時、場所:2023年07月17日 20:30~ 愛知県旭高原元気村
撮影機材:R200SS(F/4、800㎜)+ZWO533+L-Ultimate+EQ6+QHY5L
撮影条件:ゲイン360,-10°、7分×15枚、ゲイン240,-10°、5分×10枚、
ゲイン180,-10°、3分×10枚 、ゲイン120,-10°、1分×10枚
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