星見鶏

中部地方の星空を見たり撮ったりのブログです

2021-10-01から1ヶ月間の記事一覧

NGC7293:みずがめ座の惑星状星雲(らせん星雲)

新規購入したCMOSカメラ183Cが写らずで修理に出していたが、修理完了したのでいつもの茶臼山に出かけた。あれ~長時間露光では真っ暗な状態で写っていない。あれこれやってみたが、写る場合もある。何だ~こりゃ(-_-;)だが撮影予定は長時間露光でし…

NGC7023:ケフェウス座の散光星雲(アイリス星雲)

今回の月光下での撮影で画像処理が最も厄介だったのがこのアイリス星雲。撮影時間帯が月南中で最も明るく色カブリや背景の色むら等あり、おまけにフラット画像も合わずの状況でした。分子雲を強調したくても周辺のバランスが崩れるなど苦労しました。まあ、…

M45:おうし座の散開星団(プレアデス星団、すばる)

月光下での撮影なので明るい対象ですばるを撮ることにした。撮影開始後は放置プレイ、車中で音楽を聴きながら休憩することにした。1時間余り経って戻ってみると何と画像が酷く滲んでいる。雲の通過かと思ったが良く晴れている。よく見るとパソコンはベタベ…

NGC1931:ぎょしゃ座の散光星雲

初めて撮る対象で、ぎょしゃ座M36の西側にある小さな散光星雲です。中心部には生まれたばかりの星で形成されるトラペジュウムのような星団があり、M42のミ二チュア版のようである。青白く光る部分もあり、色彩豊かな星雲のようだが、白っぽくしか撮れ…

NGC2264:いっかくじゅう座の散光星雲

NGC2264はコーン星雲とも呼ばれ周辺にはクリスマスツリー星団が輝き、大変綺麗な声域です。ゴーストが強く出て星団の処理がうまくいかず発色がイマイチで苦労しました。 撮影日時、場所:2021年10月16日 2:00~ 愛知県茶臼山周辺 撮影機材:R200SS(F/4、800㎜…

NGC7635:カシオペア座の散光星雲

今日は天気予報はいいものの、月齢9日で上弦の月を過ぎかなりの月明かりであるが、いつもの茶臼山に向かった。着いたら案の定、周囲が見渡せるぐらいに明るく撮影できるかどうか?最初に予定していた対象を撮ってみたが、淡すぎて写っていない(-_-;) 比較的…

IC405,410+M36,38:ぎょしゃ座の散光星雲と散開星団

夜半近くになると早くもオリオンなど冬の星座が上ってくる。光害がある場所なので、比較的明るい星雲や星団を撮影することにした。星が瞬いておりシーイングは余り良くないものの風もなく天気は安定していた。 〈再処理前〉 星友のNさんに背景の色むらや不自…

IC348~NGC1333:ペルセウス座の散光星雲、散開星団

いつもの茶臼山周辺は濃霧に包まれなかなか消えそうになく南風に乗ってドンドンわいてくる。3時間ほどやむなくやむなく撤収した。帰り道ふと見上げるとI綺麗な星空。このまま帰るのは勿体ないと元気村に向かった。ここでは珍しく十数台の車が止まっておりほ…

NGC2237:いっかくじゅう座の散光星雲

今日は薄曇りの天気なので、淡い星雲を撮ってもパットしない。明るい星雲で秋の定番対象のバラ星雲を久しぶりに撮ってみた。色合いや構造など非常に綺麗な星雲である。 撮影日時、場所:2021年10月2日 23:00~ 愛知県茶臼山周辺 撮影機材:プロミナー(F/4、35…

Sh2-185:カシオペア座の散光星雲

カシオペア座のM字の真ん中の2等星で青白く輝くツイー(中央下)近くの散光星雲です。ツイーは太陽の15倍ほどの質量を持つ若くて巨大な星で、Sh2-185はツイーが放出したガスに照らされて輝いているようです。また、地球から可視光で観測できる変光星として知られ…

Sh2-157+NGC7635+M52:カシオペア座の散光星雲

カシオペア座の定番星雲、クワガタ・バブル星雲、散開星団と賑やかな領域です。 個の星域は様々な形をした面白い散光星雲や暗黒星雲などが数多くあり、魅力的な領域です。ただ、天ノ川の中にあり沢山の星々がありなかなか画像処理が難しい領域でもあります。…

Sh2-86+Sh2-88:こぎつね座の散光星雲

薄曇りが広がる星空であったが、こぎつね座のSh2-86(左側)とSh2-88(右側)を初めて撮影した。Sh2-86の中心にある散開星団がNGC6823である。淡い星雲である上に薄曇りだったので星雲の構造はハッキリしないが、何やら針のような突起や暗黒帯のような構造が見え…

IC1805:カシオペア座の散光星雲

台風一過で満天の星空になると思いきや、雲の通過や雲が湧いてきたりで撮影できない状況が続いたが、2時間後には何とか回復してきた。いざ撮影開始と意気込んだものの今度はガイド星が写らない。星友が応援に来てくれて視野角度を変えたりカメラを交換した…