星見鶏

中部地方の星空を見たり撮ったりのブログです

NGC1514:おうし座の惑星状星雲

今日は一晩中天気が続く予報だが、上弦後3日目で月没は午前2時半ごろである。月光下で新しいナローバンドフィルターNB1の試写を兼ねて茶臼山に向かった。さすがに上弦を過ぎた月光は明るく、このようなときに来る物好きはいないと思いきや、すでにお二人の方が撮影中でびっくりした~。

NGC1514は中心星の周りに淡い星雲があり、これは電離した酸素原子が発する光で、写真では青色に写ります。折り重なった星雲の構造も面白く、クリスタルボール星雲とも呼ばれ、クリスタルのような輝き写し出すにはもっと暗い空が必要です。

露光時間を増やして撮影したかったが、白飛びして通常の半分ほどの露光となった。 また、星雲が黄色が強い緑色になっていたので画像処理で何とか対応できたが、やはり月光下ではノイズの処理が大変であった。

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影日時、場所:2020年11月25日 22:00~ 愛知県茶臼山周辺

撮影機材:ビクセンR200SS(F/3.8、760㎜)+QHY178C+NB1フィルター+ケンコーEQ6Pro+QHY5L

撮影条件:ゲイン20、-20℃、5分×18、ステライメージ8で画像処理