冬の星座の代表格であるオリオン座の三ツ星の南側に輝いているオリオン大星雲を撮った。毎年必ず撮影する散開星雲で、周辺には馬頭星雲や多くの星雲が存在しており、大変賑やかな領域で、写真上の青い星雲はランニングマン星雲ともと呼ばれている星雲です。オリオン大星雲の中心で一際明るく輝いている4重星はトラぺジウムと呼ばれているが、星雲を綺麗に出そうとするとトラぺジウムが完全にすっ飛んでしまい表現できません。長時間露光だけではどうしても飽和してしまうので、多重露光により撮影しました。
撮影日時、場所:2020年10月21日 1:30~ 愛知県茶臼山周辺
撮影機材:ビクセンR200SS(F/3.8、760㎜)+Comet-BPフィルター+キャノン60D+ケンコーEQ6Pro+QHY5L
撮影条件:ISO:1600、3分×10枚、2分×10枚、1分×10枚、30秒×10枚、10秒×10枚
5秒×10枚、ステライメージ8で画像処理