北斗七星の柄の先端近くにあるM101は綺麗な渦巻銀河で「回転花火銀河」とも呼ばれており、地球から約2200万光年の距離にあります。天の川銀河の2倍ほどの大きさで直径約17万光年もある比較的大きな銀河です。渦巻状の腕にはたくさんの星が生まれており、太陽のような星が約1億個あると言われています。
風が比較的強かったが、撮影枚数31枚のうち何とか全部コンポジットに使うことができたので、先回同様コンポジット枚数の違いで画像がどれくらい違うかも確認した。
【12枚コンポジット】gain20、360秒、△20℃ 総露出時間:72分
【31枚コンポジット】gain20、360秒、△20℃ 総露出時間:186分
gainと露出時間の関係を模索中で、もう少し露出時間を上げても良かったと思う。
コンポジット枚数の比較は先回よりも良好(鏡筒とF値の違い)で、銀河の腕の描写に違いがあると思う。枚数を増やせば画質は良くなるが、時間と成果をどう見るかによって変わると思う。
撮影日時、場所:2020年5月13日 21:00~ 愛知県茶臼山周辺
撮影機材:タカハシε180(F/2.8、500㎜)+LPS-P2フィルター+QHY178C+ケンコーEQ6PRO+QHY5L
撮影条件:ゲイン20、6分×31枚、ステライメージ8で画像処理