星見鶏

中部地方の星空を見たり撮ったりのブログです

M97+M108:おおぐま座の惑星状星雲と紡錘状の銀河

ここ数回雲や風の影響で撮影した画像が全部ボツとなったので、今日は上弦の月であまり撮影時間はないが、何とか天候は持ちそうなので撮影に出かけた。到着するとやはり誰もいない。ちょっと寂しい撮影となったが、誰もいない分撮影中はエンジンをかけて暖を取り音楽やDVDを見ながら気ままに過ごすのもまた楽しからずや…⁇

月没まで時間があったので比較的暗い北側おおぐま座のM97とM108を撮ることにした。右下がM97で丸い星雲の中に2つの目玉のように見えるものがあり「ふくろう星雲」と呼ばれています。周囲の赤い部分もなんとか写っています。

左上のM108はエッジオンタイプの銀河で、暗黒帯が走っているのが分かります。

両方の対象とも非常に淡く、今回の条件下では良く写ったなと思います。

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撮影日時、場所:2020年2月4日 1:00~ 愛知県元気村周辺

撮影機材:VISAC+レデュサー(F/6.4、1278㎜)+LPS-P2フィルター+キャノン60D+スカイウォチャーEQ5+QHY5L

撮影条件:ISO3200、10分×17枚、ステライメージ8で画像処理