強風でボツにしていた画像であるが、星友からある程度の風の影響で楕円になった星をPITで補正できることを教えてもらった。PITの存在は知っていたが使ったことがなく、さっそく試してみた。PITはガイドエラーによって流れてしまった星像を丸く補正する機能です。本来は流れた星の形がはっきりわかる箇所を選択して補正するが、画像全体の星が流れているので、全体に補正のかかるやり方でやってみた。
星像をある程度丸に近づけたが、補正量が余りにも大きいので画素の情報が失われ、銀河などの背景画像がぼやけてしまった。背景画像に影響を受けないやり方もあるが、途方もない時間がかかりそうで諦めました。
結論:楕円レベルの流れた星の補正には素晴らしい効果がるが、長楕円で補正量が多い場合は、適応外と思います。
「補正前」
「補正後」