星見鶏

中部地方の星空を見たり撮ったりのブログです

Sh2-274:ふたご座の惑星状星雲

この星雲は恒星の残骸で、膨張を続けるガスとちりの塊でできており、線状のすじが蛇の頭のように見えることから、ギリシャ神話でペルセウスが退治した怪物の名前をとって「メドゥーサ星雲」と名付けられたようです。あまりピンときませんが…

惑星状星雲は通常円形のものが多いが、この星雲はなぜ三日月の形なのか不思議に思っていた。その答えは淡い部分が写しきれていないだけであった。長時間露出でしっかり撮影すると円形、ちょっと楕円かな?に写せるようである。次回は干渉フィルターを使ってしっかり時間をかけて全体像を捉えたいと思っています。

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撮影日時、場所:2019年10月31日 22:00~ 愛知県茶臼山周辺

撮影機材:ビクセンVC200L(VISAC)₊レデュサー(F/6.4、1278㎜)+LPS-P2フィルター+キャノン60D+ケンコーEQ6Pro+QHY5L

撮影条件:ISO3200、10分×14枚、ステライメージ8で画像処理