星見鶏

中部地方の星空を見たり撮ったりのブログです

IC417周辺:ぎょしゃ座の散光星雲、散開星団が集中する領域

今年最後の星見鶏は茶臼山周辺で、先回の紀北町に比べるとかなり冷え込み、気温差は7~8℃ありそうだ。今年中に相性の悪い新しいカメラを何とかしたいという思いから自宅でテストをやって乗り込んだ。アライメントを済まし、目標銀河に導入したがとんでもない方向に向いてしまった。最初から嫌な感じ!気を取り直して最初からやり直して撮影準備が完了したが、温度設定ができなかったりテスト撮影中にパソコンがフリーズしたりでどうなってる?再起動して別のソフトで撮影するも思い通りに写らずギブアップ。3時間近く無駄な時間を費やしてしまった。使い慣れた一眼レフに変更して天頂近くにあるぎょしゃ座のIC417周辺を撮影した。この領域は散光星雲や散開星団が多数集中しており大変賑やかで美しい星域である。写真中央がIC417、その右の星が集中したところがM38、その下の薄い星雲がSh2-230,左下がIC410,中央上がSh2-237である

次回はIC405、M36も入れての撮影とIC417のクローズアップ撮影をしたいと思います。

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I撮影日時、場所:2019年12月28日 23:00~ 愛知県茶臼山周辺

撮影機材:タカハシε180(F/2.8、500㎜)+Astro Duo-NBフィルター+キャノン6D+スカイウォチャーEQ6Pro+スターライト スーパースター

撮影条件:ISO3200、8分×14枚、ステライメージ8で画像処理