星見鶏

中部地方の星空を見たり撮ったりのブログです

2019-12-22から1日間の記事一覧

NGC7293:みずがめ座のらせん星雲

らせん星雲は最も大きな惑星状星雲として有名な天体で、太陽のような恒星の残骸であり、新星爆発まで起こさずに生涯を終え、ガスや塵を周囲に放出してできたもので約700万光年の距離にある。 外側の赤い部分と内側の青緑の部分も非常に淡く、綺麗なグラデー…

M33:さんかく座の渦巻銀河

この銀河はアンドロメダ銀河の下部にあるさんかく座という小さくて目立たない星座にあり、秋の代表的な銀河の一つである。私たちが住む天の川銀河からアンドロメダ銀河に次いで近い銀河で、約300万光年の距離にあります。青色の渦巻きの腕と小さな赤い斑点(…

M31:アンドロメダ座の渦巻銀河

今年の夏(6月~8月)は最悪でした。新月期の前後は全く天候に恵まれず意気消沈していましたが、9月に入ってやっとのことで晴天に恵まれました。秋の夜空を見上げるとカシオペア座と秋の四辺形の間にぼんやりと雲のように見えるのがこのアンドロメダ銀河です…

NGC7000とIC5067:はくちょう座の北アメリカ星雲とペリカン星雲

はくちょう座デネブの近くにある星雲で、写真左側がNGC7000でその形が北アメリカ大陸に似ており、右側がIC1057で形がペリカンに似ていることから名付けられた。この二つの星雲は同一の星間雲であるが、その間に暗黒星雲があることから別々の形に見えるようで…