星見鶏

中部地方の星空を見たり撮ったりのブログです

NGC2359:おおいぬ座の散光星雲

星雲の形が神話に出てくる兜に似ていることから「トールのかぶと星雲」または「あひる星雲」とも呼ばれています。この星雲には超新星になる高温の星があり、周囲に恒星大気が吹き飛ばされたガスが広がっています。赤と青の綺麗な星雲ですが、非常に淡くノイズが多く出てしまうことと、冬の天の川の星々が多く、仕上げるのがなかなか難しい天体です。今回はなかなか淡い部分を炙り出せずボケてしまったので、次回は干渉フィルターを使って撮ってみようと思います。

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撮影日時、場所:2019年11月1日 01:00~ 愛知県茶臼山周辺

撮影機材:ビクセンVC200L(VISAC)₊レデュサー(F/6.4、1278㎜)+LPS-P2フィルター+キャノン60D+ケンコーEQ6Pro+QHY5L

撮影条件:ISO3200、8分×14枚、ステライメージ8で画像処理