この網状星雲は数万年前に恒星が爆発した超新星残骸の名残で、今でも毎秒100㎞で広がっているようです。写真左側がNGC6992、右側がNGC6960です。この星雲は何本ものフィラメントが重なりリング状の巨大なループを描いているように見えることから、網状星雲と名付けられたようです。それぞれを総露出時間をかけて撮影すると、フィラメント構造が綺麗に浮き上がり迫力ある姿が映し出されます。
撮影日時、場所:2019年5月30日 22:00~ 愛知県茶臼山周辺
撮影機材:タカハシFSQ105+レデュサー(F/3.6、385㎜)+LPS-P2フィルター+キャノン6D+スカイウォチャーEQ6Pro+スターライト スーパースター
撮影条件:ISO1600、7分×16枚、ステライメージ8で画像処理