カシオペア座付近にはたくさんの散開星団がありますが、ほとんどが暗くて小さいものです。唯一このM５２(写真右上)は明るくびっしりと星の集まりであることが分かります。
ＮＧＣ７６３５(写真中央下)は別名バブル星雲やシャボン玉星雲とも言われ、泡のような形が面白い星雲です。中央に見える大きなバブルの表面はシャボン玉のように見えます。バブル内部にある中心星が発する恒星風が直径6光年にも広がったバブルを形成しており、この中心星は恒星進化の末期でいずれは超新星爆発を迎えるようです。
撮影日時、場所：2020年８月16日 00:00～ 愛知県茶臼山周辺
撮影機材：ﾀｶﾊｼε180×1.4(F/3.9､700㎜)+Quad-BPﾌｨﾙﾀｰ+ｷｬﾉﾝ60D+ｹﾝｺｰEQ6Pro+QHY5L
撮影条件：ISO3200、5分×20枚、ｽﾃﾗｲﾒｰｼﾞ8で画像処理
