今年11月下旬から早春のニュージーランド観光を楽しんできた。氷河湖や最高峰のマウントクック、フィヨルドクルーズなど自然溢れる旅であった。一番の楽しみは星空保護区に認定され世界遺産申請中のテカポで羊飼いの教会をバックに南半球の星空撮影である。テカポ湖はルピナスが咲き乱れ、氷河が溶けこんだ深い青色の湖面に癒されたが、肝心の星空は曇天で粘ったけれども晴れることなく終了、ざんね~ん!
しかしながら、ニュージーランド随一のリゾート地であるクインズタウンでチャンスが訪れた。この町はバラエティーに富んだアクティビティの拠点になっていて、バンジージャンプ発祥の地としても有名で、ちょうど「イモト」がバンジージャンプをした時期であった。夜になっても快晴で街の光害もあったものの星空撮影には十分暗く、南十字星や大小マゼラン星雲、エータカリーナ星雲も肉眼でぼんやりと確認できました。
ただ、天の川は地平線近くにあり迫力がありませんでした。天の川のベストシーズンは3月から9月頃のようです。いずれにしても日本では見れない星空に感動し、機会があれば必要な機材をもって星空撮影だけで訪れたいと思います。
写真上:テカポ湖湖畔、下:大マゼラン星雲(左)と小マゼラン星雲
撮影日時、場所:2019年11月24日 22:30~ クインズタウン ワカティプ湖畔
撮影機材:キャノン24~105㎜レンズ(F/4.5、80㎜)+キャノン6D+三脚固定撮影
撮影条件:ISO6400、6秒×50枚、ステライメージ8で画像処理