この銀河は天の北極に近く、きりん座の首根っことおおぐま座の頭の中間にある目立たない銀河であるが、その視直径は有名なメシア天体よりも大きい銀河です。地球からは1000万光年と遠く、中心部は比較的明るいですが広がった腕は非常に淡くなかなか写ってくれません。年初から強風や雲の影響で撮影不調続きで、今日は徐々に風もおさまる予報を祈る願いであったが、相変わらず風が強く長焦点撮影はできなかった。使えた写真は半分程度どまりで、かつＰＩＴを使ってガイド流れを補正した。
月出頃に撤収を始めるといつものように風が徐々に収まり、完了時はほぼ無風状態に。またか！と思いながらも次回を期待したいです。
撮影日時、場所：2020年2月18日 9:30～ 愛知県茶臼山周辺
撮影機材：ﾀｶﾊｼε180×Canon EXTENDER EF1.4(F/3.9､700㎜)+Quad-BPﾌｨﾙﾀｰ
ｷｬﾉﾝ60D+ｹﾝｺｰEQ6+QHY5L
撮影条件：ISO3200、10分×10/18枚、ｽﾃﾗｲﾒｰｼﾞ8で画像処理
