わし星雲は散開星団と散光星雲が合体した天体である。赤い散光星雲の中に象の鼻のようなものが見えると言われているが、私には犬のような動物が座って前足を上げているように（犬がちんちんしているように）見えます。また星雲全体でみると羽を広げた鷲のように見えることからわし星雲と名付けられたようです。このように天体は見る人によってさまざまな形を連想し、好奇心を膨らませながら楽しんでいるように思います。
多少星像が太っていますが、当日は気流が安定しており、なかなかの撮影日和でした。Ｈαナローバンドフィルターを使用した撮影でしたので総露出時間をもっと稼げれば、星雲に広がりが出たように思います。
撮影日時、場所：2019年5月5日 00:00～ 愛知県茶臼山周辺
撮影機材：ﾋﾞｸｾﾝVC200L(VISAC)₊ﾚﾃﾞｭｻｰ(F/6.4､1278㎜)+Astro Duo-NBﾌｨﾙﾀｰ+ｷｬﾉﾝ6D
ｹﾝｺｰEQ6Pro+QHY5L
撮影条件：ISO1600、10分×14枚、ｽﾃﾗｲﾒｰｼﾞ8で画像処理
