最近話題のBlurXTerminaterの試用版を使って使用前後の画像の比較をしてみた。このソフトはPixInsightにあるDeconvolutionの進化版でAIを駆使し、主に星の補正（コマ収差、ガイドエラー、倍率色収差など）に素晴らしい効果があるとのことでした。所有の機材μ１８０Ｃは光軸のずれの影響でシャープさが欠けたり、星が大きい、楕円化するなどでメンテナンスに出そうかと思っていました。このソフトで何とかなるかと思い画像処理してみました。使用前後の画像は昨年μ１８０Ｃ撮影したＮＧＣ６９４６です。星々はキリリと小さく補正され、銀河もシャープになりました。これならμ１８０Ｃも現役復帰できると思います。
《BlurXTerminater使用後》
《使用前》
撮影日時、場所：2023年6月18日 22:00～ 愛知県茶臼山周辺
撮影機材：μ180＋ﾚﾃﾞｭｻｰ(F/9.6､1728㎜)+60D+LPS+EQ6+QHY5L
撮影条件：ISO3200、10分×18枚
