これまでベランダ撮影ではメジャーな明るい星雲を撮影してきたが、時期的にも良くて比較的淡い惑星状星雲Sh2-290を月没後を狙って撮影した。この前にプロミナー500で撮影したが、暗くて写りが良くなかったので、今回はR200SSでやってみた。F値が明るい分、時間をかけると画面が真っ白けになり、ISOと撮影時間を調整しながら撮影した。何とか写っていたものの、総露光時間を稼がないとまともに画像処理できないので2日間で撮影した。やはり6時間ぐらいかけると画像処理である程度強調できたが、赤色の発色やカブリ調整に苦労しました。ベランダ撮影は画質が悪い分長時間撮影と複雑な画像処理が必要となるが、遠征に比べると楽チンなのがいいですね。
「輝度が上がる現象は画像の補正HDがONになってました」
撮影日時、場所:2023年01月25日 21:00~、01月29日 00:00~ 自宅ベランダ
撮影機材:R200SS(F/4、800㎜)+60D+Dual-BP+EQ6+QHY5 5分×55枚
R200SS(F/4、800㎜)+60D+NB-1+EQ6+QHY5 4分×23枚
画像処理:PixInsight、photoshop、Graxpertで画像処理