やっとの事で手に入った超ナローバンドフィルター半値幅3nm「L-Ultimate」でNGC2359を撮影してみた。HαとOⅢの波長を通過するデュアルバンドフィルターで都市部での星雲撮影に効果がありそうで輝星にもハロが出にくいとの謳い文句だったので購入した。半値幅が非常に少ないので、心配していた自動導入やピント合わせも露光時間を長くすれば問題なくやれた。月夜でもヒストグラムが安定していたが、露光時間を長めにしたので微光星が結構写り込んでいた。ゲインと露光時間のバランスをとれれば満月でもコントラストの高い星雲が撮影できると思う。
撮影日時、場所:2023年02月26日 20:30~ 自宅ベランダ
撮影機材:プロミナー500+(F/5.6、500㎜)+ZWO533+L-Ultimate+EQ5+QHY5
撮影条件:ゲイン240、10分×15枚、Pixinsight,Photshop,GraXpartで画像処理