星見鶏

中部地方の星空を見たり撮ったりのブログです

NGC2359:おおいぬ座の散光星雲(ベランダ撮影)

比較的明るい星雲などは、ナローバンドフィルターよりもHEUIB-Ⅱ等で短時間露光そして撮影枚数を多くした方が、カブリやノイズの処理がやりやすかった。今回は比較的淡くHα、OⅢなどがある星雲を撮影・比較してみた。

写真上は自宅ベランダで下の写真は旭高原元気村での撮影です。鏡筒のF値・総露光時間はほぼ同じですが、フィルターの影響が強く出ており、ナローバンドの方が良く写っています。ベランダで淡い星雲を撮影する場合、ナローバンドを使いゲインを落とし、通常の半分ぐらいの露光時間で多く撮影するのがいいと思います。

撮影日時、場所:2023年01月29 22:00~   自宅ベランダ

 撮影機材:プロミナー500+(F/5.6、500㎜)+ZWO533+Dual-BP+EQ5+QHY5

撮影条件:ゲイン210、3分×30枚、Pixinsight,Photshop,Grapertで画像処理

《参考:元気村での撮影》

撮影日時、場所:2022年12月26日  22:30~ 愛知県元気村周辺

撮影機材:R200SS(F/4、800㎜)×1.4+ZWO533+HUEIB-Ⅱ+EQ6+QHY5L

影条件:ゲイン300、-20°  5分×17枚、PixInsight,photshop,GraXpertで画像処理